Vosne Romanee Les Bossieres・Jean Grivot・2017
商品名:ボーヌロマネ ボシエール
生産者名:Jean Grivot
品種:ピノノワール
地域:フランス>ブルゴーニュ
カテゴリー:赤
容量:750ml
(以下、インポーター資料より)
こちらのボシエールには、格付けはされていないものの、特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンから丘を下った南に位置する、非常に恵まれた立地にある畑のブドウを使用。黒系果実の濃密な風味が幾重にも層を成す、上品な酸とタンニンが魅力の、味わい深い1本です。
Jean Grivot
官能的で優美なワインを造り出す、ヴォーヌ・ロマネの家族経営ドメーヌ
ブルゴーニュ愛好家を魅了して止まないヴォーヌ・ロマネの名門、ジャン・グリヴォ。雑誌『フランス ブルゴーニュ生産者ガイド100』にて「ワインのエレガントさにかけては随一」と評される造り手です。また、アジアで初めてマスター・オブ・ワインとなったジェニ・チョ・リーMWがワイン評価誌デキャンタ2020年6月号にて、「ブルゴーニュの例外的な才能を有する10人の造り手」の1人に6代目マチルド氏を選出するなど、ワイン業界から称賛を集めています。
ワインに反映されたエティエンヌ氏の強い想い
言わずと知れたヴォーヌ・ロマネ村の名門ドメーヌ、ジャン・グリヴォ。主にヴォーヌ・ロマネ村と、ニュイ・サン・ジョルジュ村に畑を所有し、そのうち半分以上はグラン・クリュ(特級畑)やプルミエ・クリュ(一級畑)という最良のテロワールを誇ります。現当主である5代目、エティエンヌ・グリヴォ氏の想いはただ一つ。「幸せな気持ちになるワインを造りたい」ということ。
1980年代は熟成能力の高い、凝縮感溢れるスタイルを貫いていましたが、1990年代以降、テロワールを最大限に表現するスタイルへシフト。畑ではリュット・レゾネ方式を採用し、醸造でも、低温マセラシオン期間を短めに、SO2の使用を最小限に抑えるなど、極力人の手を加えない、ブドウ本来の力に任せたワイン造りを行っています。
その結果、ジャン・グリヴォは2007年には、ワイン評価誌デキャンタにおいて、マスター・オブ・ワインであり、ブルゴーニュに精通した評論家として名高いクライブ・コーツ氏が選出した「時代を通じて活躍するブルゴーニュの10大ドメーヌ」に選出されるなど、確固たる地位を築いています。
これもひとえに、理想のワインを求める研究熱心なエティエンヌ氏の情熱の賜物と言えるでしょう。2010年からは、エティエンヌ氏の娘であるマティルド氏と息子のユベール氏がドメーヌに参画。2020年以降は、エティエンヌ氏がブドウ畑で収穫チームを指揮、マチルド氏とユベール氏は主に醸造を担当し、エティエンヌ氏の意思を継ぎながら、ファミリー全体でドメーヌを運営しています。