Rully 1er Cru Cloux Rouge・Villaine・2019
商品名:リュリー 1erクルー ルージュ
生産者名:Villaine
品種:ピノノワール
地域:フランス>ブルゴーニュ
カテゴリー:赤
容量:750ml
(以下、インポーター資料より)
クルーは2017年に新たに取得した1級畑で、小石の多い粘土石灰質土壌の切り立った斜面に植えられた東向きの畑です。恵まれたテロワールからは、美しいエネルギー、余韻の長さを予感させる深みのある果汁がたっぷりともたらされ、ファーストヴィンテージでありながら十分に畑がもつポテンシャルを感じさせます。
フランボワーズやスグリのような赤果実のアロマティックで奥ゆかしいエレガントな香りが広がります。ひと口含むと非常に繊細な味わいで、エレガントでビロードのような質感をもたらす絹のようなタンニンは偉大なるピノ・ノワールを彷彿させます。品質の高さに驚かされる、極上の味わいをお楽しみください。
Villaine
ロマネ・コンティの共同経営者が手掛けるドメーヌ
かのブルゴーニュきっての名門、ドメーヌ ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)の共同経営者であるオベール・ド・ヴィレーヌ氏が1971年に設立したドメーヌ・ド・ヴィレーヌ。アリゴテの個性と魅力を見出し、世界に知らしめたワイナリーとして、その功績は有名なワイン評論家からも評価されています。
DRCの共同経営者である高名な醸造家が設立
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌは、高名な醸造家であるオベール・ド・ヴィレーヌ氏によって1971年に設立されたドメーヌです。ド・ヴィレーヌ氏はDRCの経営を継ぐ以前、父親から「自分のドメーヌを持ち、ドメーヌのワイン造りと経営を学ぶように」という指示を受け、ドメーヌ・ド・ヴィレーヌを設立。自らのワイン造りに挑戦します。
その舞台として選んだのが、コート・ドールを外れたコート・シャロネーズ地区最北に位置するブーズロン村。当時は村の名をAOCに冠することさえ許されていませんでした。ヴィレーヌ氏が、その土地のテロワールとアリゴテの相性を見出し、素晴らしいワインを仕立て始めると一躍、その真価が認められ、1979年には、“ブルゴーニュ・アリゴテ・ド・ブーズロン”がAOCに認定。1997年には“ブーズロン”がアリゴテ種唯一のAOCとして認められるに至りました。
ドメーヌ・ド・ヴィレーヌの功績はワイン専門家からも高く評価され、フランスのワイン評価誌『ザ・ファイン・ワイン・レビューズ』は、「アリゴテがいかに理解されずにいたブドウか、そして、ド・ヴィレーヌ氏がその潜在力をいかに世界に知らしめたかを、私は声を大にして言いたい。他の生産者もアリゴテを栽培してはいるが、誰もこのドメーヌの高貴な品質には及びもよらない。」と称えるほど。
こうしてドメーヌ・ド・ヴィレーヌはアリゴテ種の個性と魅力を世界に知らしめたワイナリーとしてその名を広く知られることとなりました。現在では、ド・ヴィレーヌ氏の甥であるピエール・ド・ブノワ氏が主体となりワイン造りを行っています。