La Chassornade・Frederic Cossard・2021
商品名:ラ シャソルナード
生産者名:Frederic Cossard
品種:アリゴテ
地域:フランス>ブルゴーニュ
カテゴリー:スパークリング
容量:750ml
土壌:粘土質・石灰質。一次発酵:自然酵母、ステンレスタンクで1ヶ月。二次発酵・熟成:瓶内で19ヶ月+α。
収穫日は2021年9月24日。収量は30hL/ha。この年は発酵に勢いがあったので、スピードを抑えるために発酵中に数回スーティラージュを行っている。通
常コルクの上に王冠を付けたスタイルからシャンパンコルクに変更。残糖は2.6g/L。ガス圧は3.8気圧。区画名はVevesでブドーの畑に隣接する。
色合いは濁りのある淡いレモンイエロー。レモン、クエッチ、火打石の香り。包み込むような優しい泡立ちでまろやかさがあり、グレープフルーツのような柑橘系のエキスに塩気のあるミネラルとシャープな酸がきれいに溶け込む。
Frederic Cossard
現オーナーであるフレデリック・コサールが自らドメーヌ・ド・シャソルネイを立ち上げたのは1996年。
当時、ワイ ンとは無縁の酪農の家系で育ったフレデリックは、厳格な父親の影響の下、家業を継ぐために ENIL(国立乳産業学校)で乳醗酵を学びます。 学校を卒業後、父親の命令で、ボストン近郊にある乳製品会社2年間の研修予定で、無理やりアメリカに旅立つも3週間でフェードアウト。 その後、家業を継がないことを決めた彼は、 父の下を離れ以前から興味のあったワインの世界に裸一貫で飛び込む。23歳だった彼は、ボーヌとサヴォワの醸造学校でワインを学び、最小限の投資でクルティエの仕事を始める。 フレデリック・コサール何も伝のない中、紙と鉛筆と電話と車だけで片っ端から ブルゴーニュの門を叩き 、 粘り強くワインの交渉に当たり次第に顧客の信用を勝ち得るようになる 。 途中、ニュイ・サ ン・ジョルジュのネゴシアンでワインのブレンドを担当しながら10年間クルティエ業を勤める。 その間、「ブルゴーニュのワインは全て飲み尽くした」という 彼は、自らの理想のワインをつくるために、ドメーヌ立ち上げを決意する。 1996年、彼は義理母(当時)と一緒に念願のドメーヌを立ち上げる。 2005年、新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートし現在に至る。