Chambertin Clos de Beze・Armand Rousseau・2018
商品名:シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ
生産者名:Armand Rousseau
品種:ピノノワール
地域:フランス>ブルゴーニュ
カテゴリー:赤
容量:750ml
(以下、インポーター資料より)
色調はしっかりとしており、ダークチェリーやブラックベリーの果実香に甘草のタッチ。
凝縮感はあるものの適度であり、過熟でもなければ荒々しいタンニンも感じられず、鷹揚と構えている。
クロ・ド・ベーズにしてこれだけのエレガンスを表現するところがルソーの真骨頂。
Armand Rousseau
ブルゴーニュで最も偉大な生産者のひとり
ブルゴーニュで最も偉大なドメーヌのひとつ、アルマン・ルソー。このルソー抜きにジュヴレ・シャンベルタンを語ることはできません。18世紀初頭のブルゴーニュでは、心無いネゴシアンによって不正なブレンドが横行していました。1930年代、商慣習上タブー視されていた元詰めをアルマン・ルソー氏がダンジェルヴィル、グージュ、グリヴォらと組織を結成して1915年に実現、ネゴシアンに樽で売るのをいち早くやめてブルゴーニュワインの品質向上に大きく貢献しました。2代目のシャルル氏は、1959年当時には6haだった所有畑を14haにまで拡大。今日、アルマンの孫にあたるエリックが畑とセラーを取り仕切っています。
所有畑の半分以上がグラン・クリュ!減農薬法での栽培
所有面積の半分以上の8haをグラン・クリュが占めるという素晴らしさ。ドメーヌ・アルマン・ルソーにとってワイン造りとは「こちらがアペラシオンの特徴を表現するものではなく、土壌の方から語りかけてくるものである」と言います。その言葉を体現するかのように、土壌本来の力に任せるため20年前から肥料を使用していません。数年前からリュット・レゾネに切り替え農薬もボルドー液や硫黄など昔から伝わるものを選んでいます。収量は毎年行う摘芽と摘房で25-35hl/haに抑えられます。他の造り手と比べて収穫が早いことでも知られており、よく熟しつつ香りと味が最もよい時に収穫しています。
スタイルは目指すものではなくテロワールが与えてくれるもの
セラーでの仕事は昔からほとんど変わっていません。基本的に90%除梗し、15度まで温度を下げたのち発酵に移ります。最高で30~35度の温度で発酵と醸しは18~20日間。ピジャージュとルモンタージュの両方が行われます。そののち樽へと移され、ワインごとに決まった比率の新樽が用いられます。シャンベルタン、クロ・ド・ベーズは100%新樽。他の特級畑はワインの特徴によって使い分けます。年によっては淡い色合いになることもありますが、抽出は自然に任せたものにすることで真のテロワールが表現できる、といいます。「ブルゴーニュのワインは力強さと複雑さ、フィネスと高貴さを兼ね備えたワインです。独自のテロワールから産出されるそれぞれのワインは、それぞれの個性をもっており、それを理解し、愛する人だけにベールを脱ぐものです。 スタイルは目指すものでなく、テロワールが与えてくれます 。」