Vosne Romanee 1er Cru Aux Malconsorts ・Dujac・2019
商品名:ボーヌロマネ プルミエクリュ オー マルコンソール
生産者名:Dujac
品種:ピノノワール
地域:フランス>ブルゴーニュ
カテゴリー:赤
容量:750ml
(以下、インポーター資料より)
一級畑マルコンソールは、DRC社のモノポール特級畑ラ・ターシュに隣接したヴォーヌ・ロマネ最南端の畑です。デュジャックは、マルコンソールのうち1.57haを所有しています。
農法はビオロジックを取り入れており、収穫は手摘み。父のジャック氏の時代では完全無除梗でしたが、息子のジェレミー氏の代からヴィンテージごとに除梗比率を0~30%で変えるようになりました。発酵は天然酵母を用いて、コンクリート製タンクで最高温度32度の高温で発酵。新樽比率70~80%のオーク樽で熟成した後、濾過せずに瓶詰をします。造られるワインは芳醇で複雑なアロマを備えた、繊細なスタイルです。
Dujac
僅か一代で名声を築き、モレ・サン・ドニを牽引し続けるドメーヌ
ポンソと双璧を成し、モレ・サン・ドニの名を一躍世界に知らしめる立役者となったドメーヌ・デュジャック。1986年の初ヴィンテージ以来、創立者のジャック・セイス氏が生み出す華やかさと力強さを兼備した完璧とも言えるワインは、瞬く間に世界の愛好家を虜にしました。熱狂的なファンを有し、リリースするや否や即完売するトップドメーヌの1つとしてその名を馳せています。
ドメーヌ史上最も素晴らしいヴィンテージの一つとなった優良2020年
ドメーヌの歴史上、最も早い収穫となった2020年。暖かな冬の後に到来した4月は平年より暑く、晴天に恵まれたことでブドウの芽吹きが早かったことから、特にスピーディーなシーズンの始まりとなりました。霜害が懸念されましたが被害はなく、雨が降らないままその後も気温は上昇し、5月の半ばには例年よりも早く開花。しかし終わりに寒波が到来し、少しの花振るいが発生したことで黒ブドウの収量を一部失う原因となりました。
そして気温が高く乾燥した状態が続き迎えた夏は、例年より50%も雨が少なく記録的な日照を記録。7月と8月は嵐に見舞われましたが幸い雹は降らず、代わりに恵みの雨が降り注ぎました。こうして8月中旬にかけて夏の暑さのピークを迎えたものの、収穫まで酸のレベルは高いままを維持することに成功したのです。
収穫は例外的な好天と豊富な日照量がブドウの成熟を早めたことで数日前倒しし、8月19日から27日で終了しました。衛生的で完熟したブドウだったため、ほとんどのワインにおいて可能な限り多くの全房(90~95%)を使用。熟したタンニンを過度に抽出してしまいそうなところを、例年通りドメーヌではピジャージュではなく、優しくルモンタージュすることで防ぐことができました。
こうして造られた赤ワインは濃縮し、しっかりとした骨格でフレッシュな果実味、タンニンがありますがエレガントな印象。美しい酸を伴った熟れたブドウがワインに自然なバランスを与えており、ドメーヌが造ってきた中で最も素晴らしいヴィンテージの一つと太鼓判が押された出来栄えです。
白ワインは非常にクラシックで優れたテンションとコントロールされたアルコール感、溢れるエネルギーを感じさせるスタイル。ブルゴーニュでも特にグレートヴィンテージと名高い2014年、2017年ヴィンテージによく似た秀逸な仕上がりです。