Sonoma Coast Pinot Noir・Kistler Vineyards2019
商品名:ソノマコースト ピノノワール
生産者名:Kistler Vineyards
品種:ピノノワール
地域:アメリカ>カリフォルニア
カテゴリー:赤
容量:750ml
(以下、インポーター資料より)
ブルゴーニュのグラン・クリュを凌駕すると評されたこともある「カリフォルニアの至宝」キスラー・ヴィンヤーズ。シャルドネのスペシャリストとして知られる彼らですが、ピノ・ノワールからも卓越したワインを生み出しています。
こちらはキスラーの赤ワインの中でも最もスタンダードなキュヴェのひとつ。ブルゴーニュのグラン・クリュから移植したピノ・ノワール・クローンのブドウを使用しています。
洗練されていながら濃厚な果実味と大地のニュアンスを併せ持つ、力強いピノ・ノワールです。
Kistler Vineyards
カリフォルニアの至宝とも言える、ブルゴーニュスタイルの先駆者
キスラー・ヴィンヤーズは「カリフォルニア・シャルドネのレジェンド」として称賛される造り手。ロバート・パーカー氏をはじめとする著名なワイン評論家からの信頼が厚く、手掛けるワインはワイン・スペクテーターのTop 100 Wines 2020第6位に選ばれるなど、他の追随を許さない別格のワイナリーです。
カリフォルニアにおけるブルゴーニュスタイルのパイオニア
キスラー・ヴィンヤーズは、「カリフォルニア・シャルドネのレジェンド」と称されるスティーヴ・キスラー氏を中心とするファミリーによって、1978年にカリフォルニアのロシアン・リヴァー・ヴァレーに創設されたワイナリーです。
キスラー設立当時、カリフォルニアでは近代的なステンレスタンクを用いて醸造を行うのが主流でしたが、キスラー氏はフレンチオークでアルコール発酵とマロラクティック発酵を実施。その際、野生酵母を使用し、清澄やフィルタリングは行わず樽の中で熟成させるという、ブルゴーニュ同様のワイン造りをいち早くカリフォルニアで確立したことが特徴です。そして現在、10ヵ所以上に所有する自社畑から、ブルゴーニュに倣い畑の名を冠してワインをリリースしています。
従来、凝縮感溢れるパワフルなスタイルが特徴と言われてきたキスラーのワインですが、近年はよりテロワールを表現すべく、収穫時期を早めて酸を大切にした、ブドウ本来の味わいにフォーカスを当てた造りにシフト。洗練されたミネラル感と酸味を基盤に、抜群のバランスで全体をまとめ上げたフィネスやエレガンスが際立つ味わいになっています。
また、近年カルトワインとして名高い「コスタ・ブラウン」や「ギャップス・クラウン」を所有するビル・プライス氏を新しいオーナーに召聘し、新体制でワイナリーを運営。その後、キスラー氏は2017年末にキスラー・ヴィンヤーズから引退し、ピノ・ノワールに特化した家族経営ワイナリー、オクシデンタルに専念することを表明しました。
現在は20年以上に渡り、ともにワイン造りを行ってきた愛弟子であるジェイソン・ケスナー氏が栽培及び醸造を担当。彼はキスラー氏が築き上げた、凝縮した果実味と瑞々しい酸味が魅力のフィネス溢れるキスラースタイルを受け継ぎ、ワインを造り続けています。