Munjebel Rosso 2022

商品名:ムンジェベル・ロッソ 2022

生産者名:Frank Cornelissen

品種:ネレッロ・マスカレーゼ

地域:イタリア>シチリア

カテゴリー:赤

容量:700ml

$72.00
 
$72.00
 

エトナ山の古い呼び名Mongibello(モンジベッロ)は「Monte bello=美しい山」から来た言葉で、元々はラテン語モンス(山)とアラビア語ジベル(山)から派生したと考えられている。初ヴィンテージは2001年で、古き良きエトナの伝統を、個性の違う畑(ときに異なるヴィンテージ)をバランス良くブレンドする手法をとることで踏襲してきたが、2012年から単独ヴィンテージでボトリングすることになった。同時に、単一畑ないし近い標高、土壌特性の近い複数区画のブレントをそれぞれボトリングしたムンジェベル ロッソのクリュものもリリースするようになった。

畑名のないムンジェベルロッソは、キウーザ スパニョーロ(ゾットリノート地区)、ポルカリア(フェウディ ディ メッツォ地区)、ランパンテ ソッターナ、クラザ、ピアーノ デイ ダイーニの平均樹齢50年ほどのネレッロ マスカレーゼをブレンドして造られる。収穫、丁寧に除梗、軽く圧搾し、本格的収穫の前に少量の潰したブドウの自家醗酵種(Pied de cuve)と共に、50日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。2500~7000Lのグラスファイバー製のタンクで熟成を行う。

商品名:ムンジェベル・ロッソ 2022

生産者名:Frank Cornelissen(フランク・コーネリッセン)

 

Frank Cornelissen

シチリア、エトナで最も注目を集める「フランク・コーネリッセン」!

最新のヴィンテージが入荷しております。
自然派と謳う生産者の中でも、最も「攻めた」ワイン作りを行っている作り手「フランク・コーネリッセン」。
元々、ベルギーでワイン商をしていた彼は、輸入元であるヴィナイオータの社長である太田さんの親友でもあるのですが、お話しを伺うと、ものすごく「ストイック」な方のようです。
有機栽培、無農薬はもちろん、肥料も与えず、ボルドー液でさえも出来る限り使用せず、(2001年、2004年は全く不使用)選果ではずれた果実は、畑にかえし肥料となり、徹底した自然への循環を行っています。

フランクのワインが日本に入るようになって15年以上たちますが、初めてフランクのワインを飲んだ時のことは今でもはっきりと覚えております。

フランクがこだわり抜き、完璧なブドウだけを求めた結果、とある区画ではたったの5キロしか収穫できなかったという「マグマ」。
作り手の良くも悪くも激しい情熱を感じさせるワイン。はっきり言って、「美味しい」といって良いのかわからないワインでしたが、恐ろしく印象深くそして驚くべきテンションを持った液体であったのは間違いありません。

そして、近年のフランクのワイン。極めて洗練され、本当に美味しく、深みのある味わいに変化。
多分、その時々の彼の精神状態がワインに表現されているのかな・・・・、なんて勝手に思ったりしています。
そういう意味では彼もワインの造り手であり「アーティスト」なのかもしれません・・・。

今回入荷したのはフランクワインの中でも中核をなす「ムンジェベル・ロッソ」の畑ごとに個性を表現したクリュ・シリーズ。
今回はなんと6つのクリュのワインが入荷しております!!

エトナ山は山なので当然ですが畑は勾配をともなった斜面にあります。火山岩の黒っぽい土の畑が多く。大きな一面の畑というよりはどうしても小さな区画が多くなります。畑の向きや標高により、全く異なる個性がでてくる特徴的な土地なのです。