Morey Saint Denis en la Rue de Vergy・Lignier Michelot・2019

商品名:モレサンドニ アン ラ リュ ド ヴェルジィ

生産者名:Lignier Michelot

品種:ピノノワール

地域:フランス>ブルゴーニュ

カテゴリー:赤

容量:750ml

$115.00
 
$115.00
 

(以下、インポーター資料より)
リニエ・ミシュロが手掛けるこちらのワインは、約30~40%を全房発酵し、熟成を経てリリースされます。生き生きとして爽やかな果実味を備えた表情豊かなスタイルで、長く続いていく肉付きの良いしなやかな余韻が魅力。ピノ・ノワールの美しさとフィネスを見事に表現した、コストパフォーマンスに優れた1本です。

 
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Lignier Michelot

デュジャックやポンソなど、愛好垂涎の錚々たるドメーヌがひしめく銘醸地、モレ・サン・ドニの地で、近年めきめきと頭角を現しているのが、リニエ・ミシュロ。彼らは、フランスきってのワイン評価誌「旧クラスマン」の2007年度版にて、ブルゴーニュ全体でも5軒しか選ばれない“Nouveau domaine et Domaine a suivre(初掲載かつ注目すべき生産者)”として紹介された実績を持ち、今後のモレ・サン・ドニを担う生産者として注目を集めています。

モレ・サン・ドニに本拠地を構えるリニエ・ミシュロは、家族経営の小さなドメーヌ。現在当主を務めるのは、3代目のヴィルジル・リニエ氏です。1960年代~1980年代に祖父がブドウ農家を始め、1980年代よりブドウ農家をしながら、一部、ドメーヌ元詰めのワイン造りを開始。



1988年より、2代目の父のもとブドウ栽培について学び、2000年よりドメーヌを引き継ぎました。所有する畑は、約12.5haの15アペラシオン。クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニのグラン・クリュをはじめとするモレ・サン・ドニの優良区画を中心に、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニーなどにも畑を所有しています。



元々、ヴィルジル氏はロベール・グロフィエやダヴィッド・デュヴァンと交流が深く、品質向上に向けて意見交換を行いながら刺激を受けていたとのこと。中でも、ドメーヌ・デュジャックの醸造担当であるアレックス・セイス氏は彼の実力を認める1人として知られています。



そんなリニエ・ミシュロが注目を集めるきっかけとなったのは、辛口で知られるフランスきっての評価誌「旧クラスマン」の2007年度版に、ブルゴーニュ全体でも5軒しか選ばれない“Nouveau domaine et Domaine a suivre(初掲載かつ注目すべき生産者)”として紹介されたことです。



更に、同誌の2009年度版では、デュジャック、フレデリック・マニャン等に並ぶ1ツ星評価を獲得。また、フランスの有名ワイン誌「アシェット・ワインガイド」の2011年度版では3ツ星に昇格するなど、今後のモレ・サン・ドニを担うドメーヌとして、注目されています。


ピノ・ノワール本来の魅力を引き出した、エレガンス溢れるブルゴーニュワイン
ワイン造りにおいて、リニエ・ミシュロでは、茎までしっかりと熟したブドウを収穫すべく、念入りな畑仕事に重点を置いています。ブドウ栽培については、リュット・レゾネを導入。部分的に有機農法を取り入れています。特筆すべきは、徹底した選果方法です。ブドウは手摘みで収穫した後、2段階に分けて選果を実施。1段階目で質の悪いブドウを取り除き、2段階目では全房発酵用の茎まで熟した房を厳しく選定します。



このような念入りな選果を行うのには、理由があり、2006年よりデュジャックやD.R.Cと同じく、全房発酵を積極的に導入しているため、より質の高いしっかりと熟したブドウが必要となるからです。収穫したブドウは、全体の約50%で全房発酵を実施し、グラン・クリュにおいては100%全房発酵。醸造については、抽出しすぎないように発酵温度や味わいを適宜チェックしながら、最低限のピジャージュ(櫂入れ)を行います。

こうして丁寧に造られる、リニエ・ミシュロのワインは、ピノ・ノワールのピュアな果実味の美しさを引き出した、エレガンス溢れるスタイル。ヴィルジル氏は、ピノ・ノワールの本質はこの美しさとフィネスにあると考え、その魅力を最大限引き出す方法を常に追及し続けています。



元々、リニエ・ミシュロのワインは、父の代までは抽出を強くし、タンニンがしっかりとした長期熟成タイプのワインを生産していましたが、ヴィルジル氏の代よりスタイルを大きく変更。「醸造テクニックよりも、ブドウ本来の力を最大限引き出したい。」というポリシーの元、早くから愉しめるスタイルのワインを造り出しています。