Amuse Bouche Napa Valley Red・Amuse Bouche・2015

商品名:アミューズブーシュ ナパヴァレーレッド

生産者名:Amuse Bouche

品種:カベルネソーヴィニヨン・シラー・プティシラー・プティヴェルド・カベルネフラン

地域:アメリカ>カリフォルニア

カテゴリー:赤

容量:750ml

$607.00
 
$607.00
 

(以下、インポーター資料より)
ナパの女神ハイジ・バレットが、アメリカ現代アートの象徴であるリロイ・ニーマンの生誕100年を記念して醸すレッド・ブレンドです!!

ナパ・ヴァレーのAu Sommet(アトラス・ピーク)、Amuse Bouche (セント・ヘレナ東斜面)、La Sirena(カリストガ)の畑のブドウを使用しワインメーカーのハイジ・バレットが、見事にブレンドし、「リロイ・ニーマン 2019 年」を完成させました。

カシス、ブラックベリー、黒鉛などの力強く濃厚なアロマ。黒い果実のみずみずしさがあり、味わいは深みがあり、豊かでしなやか。継ぎ目がなく、信じられないほどエレガントです。

ワインと芸術が融合し、多くのワインコレクターがセラーに寝かせたいと思う逸品、それがアミューズ・ブーシュです。同社は、タイムマガジンに「ナパ・ヴァレーの女神」と称されたスクリーミング・イーグルの元ワインメーカー、ハイジ・バレットとレストラン事業展開会社のオーナー、ジョン・シュワルツのジョイント・ベンチャーにより生み出されました。

「コレクターが希少価値のあるワインを年代ごとに集め、芸術作品として鑑賞する時の楽しみと感動。そしてそれを上回るワイン自体の美味しさの感動が芸術となり、双方の芸術が繋がる。」をモットーに、旗艦のアミューズ・ブーシュレッド・ワインはムートンと同様、毎年違う芸術家を選び、その作品をエチケットにしてきました。

2007年と2013年ヴィンテージに、作品を提供したのは20世紀現代アートのアイコンであるリロイ・ニーマン(1921~2012)。アメリカの印象派と称され、その指先から繰り出されるきらびやかな色彩は、おのずから物語とムードを造りだすと言われています。その作品はスミソニアン協会の美術館(ワシントンDC)を始めとする多くの美術館に所蔵されています。彼は豊かな生活を表現した絵画で人気を博しましたが、彼が描いた「良い生活」とは、「豊かさや豪華さではなく、生きる喜びそのもの」であると述べていました。

リロイ・ニーマンの生誕100年に際し、財団法人リロイ・ニーマンと一緒に、リロイ・ニーマンを記念するワインを造りました。エチケットは「シナトラの歌にあわせて躍る」と題された版画で、20世紀アメリカを代表するエンターティナー、フランク・シナトラとの生涯にわたる友情を称えたもので、この版画が初出で過去に市場に出ていないオリジナル版画です

 
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Amuse Bouche

ナパ・ヴァレーの究極の表現、ヴァン・ペルデュ

マヤ、スクリーミング・イーグルなど、数々の伝説的ワインを生み出したハイジ・バレットが、ワインと食の業界で25年以上のキャリアを誇るジョン・シュワルツと共に立ち上げたワイナリーがアミューズ・ブーシュである。「よくわからないものに自分の名前を貸したくない」という責任感の強い醸造家である彼女は、納得した仕事しか引き受けない。また、彼女の仕事にはコンサルタント業と醸造家業の2種類があり、コンサルタント業では既に醸造家がいるワイナリーの総監督や、何か問題があった時の相談役として関わるのみだが、醸造家業では、収穫時期の決定から瓶詰めまで、ワイン造りの全行程を彼女自身が担う。そんなハイジ・バレットが、醸造だけではなく、オーナーとしてもアミューズ・ブーシュに深くかかわることを決めたのは、ある畑のメルロに非常に優れたワインとなるポテンシャルを見出したからである。ハイジが絶大な信頼を置くジム・バーバーを栽培責任者に迎え、ポムロール最上のワインに対抗すべくアミューズ・ブーシュを初めて生み出したのは2002年のこと。セキュリティの問題上、ナパ・ヴァレーの東側にあるとしか明かされていない畑から生まれるこのワインは、今やナパ・ヴァレー最高のメルロのひとつに数えられる。そして2005年、他に類を見ないハイジ・バレット究極のナパ・ヴァレーの表現となるヴァン・ペルデュが誕生。ワイン・アドヴォケイトが「ハイジ・バレットの真骨頂が発揮されている」と賞賛する通り、彼女のワインを語るならば必ず飲むべき新たな代表作である。

山系カベルネの頂点、オー・ソメ
一方で、この偉大なトリオが手掛ける偉大なカベルネ・ソーヴィニヨンが、オー・ソメである。構想から数年、満を持して2008年に初ヴィンテージが造られたこのワインの畑は、ナパ・ヴァレーの東側のヴァカ山脈にあるナパ・ヴァレーで最も標高が高いアペラシオン、アトラス・ピークに位置する。約18haの所有地の内、ブドウ畑は2.8haほど。羊や馬が戯れる美しい景色の中、ブドウは独特のミクロクリマの下で育つ。ラベルに記されている通り、この畑は標高2100フィート(630m)の西向き斜面にある。太平洋からの霧が届かない高地となるため、谷床の畑よりも日照量に恵まれ、特に日中から夕方にかけて西日に強く照らされる。一方で、高地の冷涼な気候が過度の暑さを和らげることから、ブドウはゆっくりと時間をかけて成熟し、パワフルな果実と堅固なタンニン、そして涼しげなニュアンスを備えたワインとなる。更に、薄い表土を持つ強い火山性土壌はブドウの樹勢を抑え、傑出した品種のキャラクターを備えた低収量の果実を育むだけでなく、独特のミネラル感がワインを特徴づける。オー・ソメは、ハイジ・バレットが得意とするカベルネ・ソーヴィニヨンの中に、アトラス・ピーク特有の山のキャラクターが凝縮された、山系カベルネの頂点といえるワインだ。

『口を喜ばせる』プロジェクトの一環として設立したファラオ・モーンズ
これらふたつのプロジェクトの間で、アミューズ・ブーシュの系統を汲む、文字通り『口を喜ばせる』プロジェクトの一環として、共同経営者のジョン・シュワルツがパソ・ロブレスで設立したファラオ・モーンズも見逃せない。カリフォルニア最高のシラーを求めた時、最適地となる場所はどこなのか。彼がたどり着いたのは、ローヌの重鎮ボーカステルのペラン家が認めたテロワールを持つパソ・ロブレスだった。セントラル・コーストに属するこのアペラシオンは、ちょうどサン・フランシスコとロサンジェルスの間に位置する。カリフォルニアでは珍しく、石灰岩を多く含み、粘土、泥灰、頁岩が織りなす多彩な土壌と、夏の日中は40度まで気温が上がるが、夜間は5度を下回ることもあるほど寒暖差が激しく、11月まで収穫を待てる気候を持つ。ファラオ・モーンズの畑はパソ・ロブレス最上のワイン産地といわれる西側地区にあり、土壌は石灰岩と粘土が豊富で、気候は海から大きな影響を受け、東側地区よりも涼しい。栽培・醸造は、ルールに縛られない自由なワイン造りを求めてフランスからカリフォルニアに渡り、パソ・ロブレス最高の生産者の一人であるラヴァンチュールのステファン・アセオに学んだギョーム・ファーブルが担当している。